これから看護師としてどのようにして働いていったら良いのかと思い悩んだときには、まず看護観について考えてみましょう。
自分が看護師として何を大切にしていきたいのか、看護を通して何を提供したいのかという観点で考えてみることが大切です。
看護に対する姿勢が明確になることによって、看護師としての将来のキャリアプランを導き出すことができます。
現職の職場で本当に自分がやりたいことができているのであれば、これからどのような働き方をしていくと良いのかといった疑問で悩むことはあまりありません。
実際の現場では看護観からずれた仕事をせざるを得ない環境もあるため、そこから脱却してどんなキャリアパスを進めば良いかを考えるためにはとても重要になります。
看護を通して提供したいものがわかると、そのためには自分に何ができなければならないかもはっきりとすることでしょう。
そのスキルを身につけるために別の病院に移る、他の診療科を経験する、資格の取得を目指して勉強するなど、今後の方針について詳しく考えることができます。
そして、その内容を基盤にすることで具体的な計画を立て、将来的にどんな看護師としてどこで働いていたいのかを決められるでしょう。
看護師として目指していきたい目的と達成のためのキャリアプランを立てるきっかけになるのが看護観を考えることです。
将来についての悩みが生まれたときにはまず、自分の看護観について考えてみるようにしましょう。